case

解決事例

婚姻関係継続であったが多額の慰謝料を回収した

依頼主:女性(40代)

 

【依頼に至る経緯】

相談者様は、ある日、夫が職場の部下と約8年間にわたり不貞関係を持っていたことを知り、多大なショックを受けて、不貞相手に慰謝料請求をすべく、弁護士に依頼をしました。

なお相談者様は、弁護士に不貞慰謝料請求を依頼した後も、夫と離婚をすべきかどうか、長期間にわたり悩んでいましたが、最終的に、夫の反省を踏まえて、夫婦関係をやり直すこととしました。

 

【交渉開始~結末】

相手方は、代理人弁護士を立てた上で、「夫婦が別居や離婚に至ることなく今後も婚姻関係を継続していくという事情や、交際期間のうち後半は夫が半ば無理やりに性的関係を迫っていたことなどを踏まえると、慰謝料額としては30万円程度の支払いが妥当である」と回答しました。

相談者様としては、到底そのような金額には納得できず、訴訟を提起することを決意しました。

裁判においては、婚姻期間や不貞期間が長期に及ぶことや、性的関係を強要したとはいえず相手方の自由意思で不貞関係を継続していたとみられることなどを踏まえ、最終的に慰謝料として150万円の支払義務を認める判決が下りました。

 

【弁護士による解説】

本件では、不貞発覚後も婚姻関係を継続していくことになりましたが、不貞期間や婚姻期間が長期であったことから、婚姻関係継続のケースでは比較的高額の判決額となりました。

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